ぴこらむ ~新しいiPhoneと、忘れがちな”あの設定”~

iPhoneの新モデルが発売されましたね✨

毎年この時期になると、「そろそろ買い替えようかな」「今のスマホもまだ使えるし悩むなぁ…」という声をよく耳にします。

最近は写真や連絡先の移行も簡単になり、機種変更のハードルはかなり下がりました。しかし、実はひとつだけ気を付けてほしいものがあります。

 
それが 二段階認証(多要素認証)の設定 です。
 

Microsoft 365や各種クラウドサービスでは、パスワードに加えて認証アプリで本人確認を行うケースが増えています。

ところが、
 

✅ 写真は移行した

✅ LINEも移行した

✅ アプリも入れ直した


・・・でも
 

❌ 認証アプリを移行していなかった

 

というケースが意外と多くあります。

 

実際にMicrosoftでも、スマホを変更する際はMicrosoft Authenticatorの移行を忘れないよう案内しています。

スマホを替える時は、Microsoft Authenticatorの移行を忘れないでください!
Japan Azure Identity Support Blog

移行を忘れると、Officeやメールにログインできなくなる場合があります。
 

実際に私が担当させていただいているお客様でも、社内のスマートフォンを一斉に機種変更した際、認証アプリの移行漏れによって認証端末が失われ、管理者アカウントへログインできなくなってしまった事例が発生しています。

 

また、最近はフィッシングやアカウント乗っ取りの被害も後を絶ちません。

警察庁の資料によると、フィッシング被害は依然として多数発生しており、IDやパスワードだけでは十分な防御にならない状況が続いています。

フィッシング対策|警察庁Webサイト

こうした背景から、認証方法も少しずつ進化しています。

 
パスワードのみ → SMS認証 → 認証アプリ → パスキー
 

という流れで、より安全な認証方式へと移行が進んでいます。
なかでも最近注目されているのが 「パスキー」 です。

 

パスキーは、パスワードを入力する代わりに、スマートフォンやパソコンの顔認証・指紋認証などを利用してログインする仕組みです。
認証情報を入力する機会そのものが少なくなるため、フィッシングサイトによる情報の盗み取りにも強いとされています。
まだ利用できるサービスは限られていますが、今後はパスワードに代わる新しいログイン方法として普及していくことが予想されています。
私自身もまだパスワードを使う場面が多いのですが、「パスワードを覚える」時代から「本人であることを証明する」時代に少しずつ変わってきているのかもしれませんね。

 

スマホを買い替える予定のある方は、
「写真の移行」 「LINEの移行」
だけでなく、

 
「認証アプリの移行」
 

も忘れずにチェックしてください✅

 

せっかく新しいスマホが届いたのに、「メールが見られない!」「Officeに入れない!」「仕事が始められない!」
となると、新しいiPhoneのワクワク感が一瞬で消えてしまいますので…😅

 

それではまた来月!