

今年も、新入社員/職員を会社/組織に迎える季節がやってまいりました。
皆様の会社/組織では新人研修で何を伝えますか?
皆様の会社/組織では新人研修で何を伝えますか?
DXに関わる項目として下記を含む新人研修を実施される予定かもしれません。
・ 業務フロー 仕事の進め方
・ 社内システムの使い方
・ コミュニケーションについて(電話対応、メール対応)
そのなかで、業務的なことと技術的なことを研修でどこまで教育する必要があるのか?とお悩みではないでしょうか?
ICT(Information and Communication Technology)に関しては、今やパソコンよりもスマホやタブレットに慣れた世代へ変わりつつあるとの話もチラホラお聞きしますので、研修担当の皆様は研修内容の匙加減に悩まれているかもしれません。
さて、ここで私が皆様にぜひ付け加えていただきたいものに、情報リテラシーにも関わる“社会人としての心構え”があります。
社会人として身に着けておくべき立ち振る舞いのひとつに「リスクに対する姿勢」が含まれると私は考えています。
組織としてのセキュリティ対策・リスク管理と意識の保持は当然として、デジタル空間においては個人と組織の関係性が多様で曖昧さも含む現代社会においては、個人の社会人としての行動や品位も組織の業務や評価に結びつくことを意識しておく必要はあると感じています。
例えば、私生活においてであっても、軽率な行動や、リスクに対する意識が希薄な内容がSNS等で発信されていた場合、勤務先が判明してしまうことも含め、どこかで組織に結びつく可能性があると考えるべきであり、「不適切な人間」を雇っているというイメージが組織に結びつく可能性は考慮せざるを得ないと感じています。
また、昨今のデジタル空間を媒体にした犯罪の増加や、心理的不安を増幅させる偽誤情報の氾濫は、私生活における問題が仕事へ影響を及ぼす可能性も留意しておく必要があるでしょう。
従業員の社会生活全体に干渉することは出来ませんが、従業員自身のリスク、ひいては組織のリスクを抑えるための「啓発活動」は、組織として積極的に実施するべきと考えています。
新入社員研修の内容に、“心構え“として是非含めていただきたいと願っております。
企業・団体向けのセキュリティ・情報リテラシーに関する研修も承っております。
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※会社・団体でのセキュリティおよびデジタル化についての相談は、当社担当営業・システムエンジニア・インストラクター・サービスまでご相談下さい。
■プロフィール

セキュリティ担当 眞部 誠一郎
東京支社においてサーバー・ネットワーク・WEBシステムの構築に携わった後、岡山本社にて中小企業から大企業までネットワーク・サーバー等のITインフラの構築、セキュリティ対策の構築を担当。豊富な知識・経験を生かし幅広く活躍中。