学びの窓(DX編) 第49回 デジタルガバナンス・コード 3.0

【学びの窓 (DX編)】第26回 デジタルトランスフォーメーション編が始まります
ピコシステム株式会社

先月9月19日に経済産業省よりDXに関するガイドライン文書「デジタルガバナンス・コード3.0」が改訂版として公開されました。
これまで本コラムでもDX(デジタルトランスフォーメンション)に関する重要資料として紹介してまいりましたが、世情と今後の見通しを反映した改訂であると考え、皆様にも是非ご一読をお勧めいたします。

 

本コラム(DX編)の最初でも、私達が参照すべきガイドラインとしてご紹介しておりました「デジタルガバナンス・コード」の最新版が先月公開となりました。

デジタルガバナンス・コードの最新版↓↓↓
今回の改訂では全体構成が「DX経営に求められる3つの視点・5つの柱」として新たに整理されています。
 

3つの視点

1. 経営ビジョンとDX戦略の連動
2. As is – To be ギャップの定量把握・見直し
3. 企業文化への定着
 
 

5つの柱

1. 経営ビジョン・ビジネスモデルの策定
2. DX戦略の策定
3. DX戦略の推進
4. 成果指標の設定・DX戦略の見直し
5. ステークホルダーとの対話
 
下記が見直し改訂の構図となります。



経済産業省「デジタルガバナンス・コード3.0 改訂のポイント」より引用
経済産業省「デジタルガバナンス・コード3.0 改訂のポイント」  
本コラムの文脈のなかで注目しているのが、「3.DX戦略の推進」に下記がまとめられていることです。
 3-1. 組織づくり
 3-2. デジタル人材の育成・確保
 3-3. ITシステム・サイバーセキュリティ

私が講師を務めるDXに関する最近の研修でも、3-3は当然のことですが、3-1や3-2の重要性と対応するコツ等についても触れる機会を増やしてきました。
経営者から現場まで、組織全体としての取り組みを継続し続けるためには、やはり「人間」にフォーカスした施策は重要であると感じています。
改訂前の版をお読みになった方も、未読の方も、是非ご一読いただくことをお勧めいたします。

企業・団体向けのセキュリティ・情報リテラシーに関する研修も承っております。
 
 


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※会社・団体でのセキュリティおよびデジタル化についての相談は、当社担当営業・システムエンジニア・インストラクター・サービスまでご相談下さい。

■プロフィール

ピコシステム株式会社

セキュリティ担当 眞部 誠一郎
東京支社においてサーバー・ネットワーク・WEBシステムの構築に携わった後、岡山本社にて中小企業から大企業までネットワーク・サーバー等のITインフラの構築、セキュリティ対策の構築を担当。豊富な知識・経験を生かし幅広く活躍中。